大森恵子著『ノートル・ダムの残照』―哲学者、森 有正の思索から― 新潟共助会 鈴木孝二

この度森 有正(1911~76)に関する好著が出版された。既に入手された方もおられることと思う。私は昨年末12月入手し、以来3回ほども通読し、手離せなくなっている。 著者の分身三枝蓉子(旧姓辻井)を主人公として小説風に本

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