主は大いなる方 ― 詩編147 編から想う ― 金 美淑
2021年のクリスマスを迎える時となった。 恐ろしいことに1年8か月もこの世を覆っているコロナの闇の中で、私は自分の明朗な声を発することができず、人の明るい声も聞くことができず、さらに自分の声を自分の中に埋め込み、閉じ込
続きを読む2021年のクリスマスを迎える時となった。 恐ろしいことに1年8か月もこの世を覆っているコロナの闇の中で、私は自分の明朗な声を発することができず、人の明るい声も聞くことができず、さらに自分の声を自分の中に埋め込み、閉じ込
続きを読む「天の国は、高価な真珠を見つけた商人が持ち物をすっかり売り払って買うようなものだ」(マタイ13:45、46) この夏、映画「太陽の子」を見た。戦時下、軍の命令により京大物理学者荒勝文策の下で原子爆弾の開発が行われていた。
続きを読む日本では、今日、おそらく、この日を「終戦」と言う人が大多数でありましょう。この日を「敗戦記念日」として覚える人は、日本の犯した歴史に罪の意識を持った極々少数者でありましょう。わたしは、「終戦」を使う人は、歴史も知らない、
続きを読む東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故から10年が過ぎた。今も激しい揺れとその後の余震に耐えた日々の記憶は鮮明である。何よりも、太平洋沿岸部の町を襲った大津波の壊滅的な被害の状況に驚愕した。しかし、事故により散乱した放
続きを読む私が洗礼を受けた日本キリスト教団筑波学園教会は、創立(1978年)初期を、韓国人の留学生の熱心な祈りと奉仕で支えられたと聞く。私が出席し始めた1987年もその雰囲気があった。私はそこで池ち 性韓さんと出会った。
続きを読む昔の北白川教会の、畳の間と板の間を仕切る柱に手をやりながらぼんやり外を眺めていると、奥田先生が近づいて来られて、やがて森 明の話になった。晩年の植村正久について森 明が「先生でももう時代が読めなくなっている」という話で、
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