各地の共助会

京都共助会

・北白川教会が共助会から生み出されて1935年に設立されました。京都共助会は北白川教会で日曜日の夜19時から、現在は午後2時頃から月1回持たれています。

・主として、読書会が継続されています。矢内原先生の書物、京都大学の人文科学研究所の漢文の先生を招いて「論語」をかつて、学生時代に読んでいました。奥田先生が語られていた日本にキリスト教の土着化を目的として、読書会を行ない、議論しています。Mさんが昭和8年発行された戦前版『共助』をタブロイド判から紙に起こして頂いたので、昭和13年発行の39号からのものを2013年から、その質の高さに感動し、溜息をつきながら読んでいます。
現在、出席者10〜11名です。

・課題は、会員の高齢化であり、若い人の参加が欲しい所です。

松本共助会・(長野県)

2018年10月

修養会を安曇野の美しい高台のホテルファインビュー室山荘にて、沖縄のTさんを講師にお迎えして、1泊2日の恵まれたときを過ごしました。

  • 10月29~30日
  • 参加者 16名 ・総合司会 西村忠彦さん
  • 2回にわたる講演、沖縄の歴史と現況。そして、沖縄の心。

沖縄は、すなわち、日本の問題である、と静かな語りで熱く心をこめて語って下さり、聴く私たちは驚きをもって伺った。自己紹介や翌朝の会でも質問に丁寧に答えて頂いた。

お帰りの折、赤くたわわに実るりんご園にご案内し、喜んで頂いた。友寄さんのつぶやくような感想「故郷の歌の原型のような、美しく平和な信州、3000キロも離れている沖縄は遠いですね……」を申し訳なく、心に留めた次第でした。
今後の沖縄に祈りと関心を寄せ続けていきたい。

2018年11月

11月13日(火) 松本中央図書館にて 10時~12時半

出席者11名(初参加のM・Sさんをお迎えして)

司会 E・Mさん

聖書 エペソ書3章14―21節を読み、祈って始めた。

テキスト『内村鑑三―悲しみの使徒―』若松英輔著(岩波新書)

前半に修養会の感想や報告がありテキストは序章、回心の箇所。皆「無教会」という言葉にそして歴史の転換期を生きた思想家として、大きな期待を持って、読み合い、語り合った。〝日本の武士道に接木された基督教〟―「接木」は今回の大きなキーワードであった。新しくSさんをお迎えできたことは感謝であった。

 

東京共助会

・K・S氏からの発案で、「東京近郊に住む共助会員がゆっくり自由に話し合える場を作りたい」とのことから、2012年12月8日(土)から開始しました。
年5回、毎回、会員それぞれが発題者となり関心のあるテーマや思いを語ってきましたが、2015年第12回より読書会『永続敗戦論―戦後日本の核心』白井聡著 太田出版を読む。
2016年第17回より今の時代の社会問題や参加者の働きを伺い語り合ってきました。

・現在まで計26回開催、主に日本キリスト教会館、会議室を使用。参加者は計27名(会員23名、非会員5名)最近は早稲田奉仕園で土曜日に4〜10名参加しています。

目的の会員同士の交流や社会的な問題を自由に語り合える場となっていますが、会員の高齢化等により参加者が減少しています。
また、『共助』誌の東京共助会報告に内容を1頁位にまとめて掲載してまいりました。

・今後の課題は会員だけでなく非会員にも参加してもらい、また社会問題だけでなく聖書の学びもしたいと考えております。

東海共助会

・2014年4月12日(土)11:30〜15:00に1回目を開始しました。
2015年10月24日(土)に2回目を実施しました。N・Hさんに話して頂くとともに、S・Yさんの教え子であり、遠州キリスト教会のM・Mさんが参加して下さいました。また、Yさんにその時の講演内容や証を文集にまとめて頂きました。年1回やっていければ良い。
また聖隷病院を作ったT・H氏の勉強会をしても良いと思っています。

・課題は名古屋と浜松で交互に東海共助会を実施できればと考えています。名古屋には天白区にA夫妻、O夫妻が居られ、堀澤氏が所属されている名古屋中央教会の天白伝道所があります。Y・T氏やT・W氏も居られます。名古屋で東海共助会を実施して頂ければと思っています。東海は岐阜、三重、静岡、愛知各県を含みますから。