最大の迫害者から、最大の伝道者へ 石田真一郎
【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第一回】 ガラテヤの信徒への手紙のテーマは「イエス・キリストの福音とは何か、福音に生きるとはどのようなことか」だと言えます。私たちは、福音を深く悟るために、この書を何回でも読み返すこと
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第一回】 ガラテヤの信徒への手紙のテーマは「イエス・キリストの福音とは何か、福音に生きるとはどのようなことか」だと言えます。私たちは、福音を深く悟るために、この書を何回でも読み返すこと
続きを読むはじめに 最終回を迎えました。当初は全6回でしたので、前回が最後となるはずでしたが、要領を得ない私の筆致と、しかしこの祈りの汲み尽くせぬ豊かさの故に、もう一回分の紙幅をお願いし、有難くも与えて頂きました。 本シリーズは「
続きを読むわたしたちの負い目を赦してください、わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。(マタイによる福音書6:12) わたしたちの罪を赦してください、わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから。(ルカによる福音書
続きを読むマタイによる福音書6章11節 はじめに 第5回を迎えて、「主の祈り」の学びはようやく、前半の〈神に関する祈り〉から後半の〈私たちのための祈り〉へと入ります。今回はその最初の言葉、「我らの日用の糧を 今日も与えたまえ」を扱
続きを読むマタイによる福音書6章10節 はじめに 前回の「御名」と並んで、今回は「御国」と「御心」を求める祈りについて考察を進めます。聖書テキストは、マタイによる福音書6章10節(新共同訳)です。「御国が来ますように。御心が行われ
続きを読むはじめに 前回は「我らの父よ」について思いを巡らせました。先に進みたいところですが、一つ、前回の補足から始めたいと思います。それが今回の主題「御名が崇められますように」への架け橋にもなると思うからです。即ち、「我ら」に関
続きを読むルカによる福音書11章1~4節 はじめに 神学生時代、奈良のある教会で夏期伝道実習をしました。近くには鹿で有名な奈良公園があります。私はその公園である一つの光景に驚きました。夏休み、多くの観光客でにぎわう園内でひときわ注
続きを読む【聖書研究 主の祈り 第一回】 ルカによる福音書11章1~4節 はじめに 全6回の予定で、しばらく「聖書研究」を担当させて頂くことになりました。聖書学者でもない私が、この看板を背負うことはあまりに荷が重すぎると躊躇しまし
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第3章12節―17節 1 御子の支配 御子の支配とはどのようなものであろうか。ヨーロッパの会を訪れると、黄金と宝石で飾られた王冠をかぶり、地球儀を手にした、あるいは地球儀を足台にして立つキリスト像
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第1章13節―14節 第2章11節―23節 1 パウロの真正の手紙との相違点と補足説明 既に述べたように、コロサイ書はパウロが書いた手紙ではなく、パウロの死後、パウロの弟子たちによって書かれたとす
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第1章 13節―22節 1 キリスト讃歌 今回取り上げた箇所は、難解なコロサイ書の中でも特に難解とされているところである。なるほどと知的に納得できても、私の信仰の現実としていまだ消化できないところ
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第1章21節―22節、第3章12節―14節 1.聖なる者、完全な者 「あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によ
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第1章9節―14節 1.霊による知恵と理解 「どうか、〝霊〟によるあらゆる知恵と理解によって、神の御心を十分悟り、すべての点で主に喜ばれるように主に従って歩み、あらゆる善い業を行って実を
続きを読むコロサイの信徒への手紙第1章3―6節 はじめに 編集長の石川光顕氏から雑誌『共助』に「聖書研究」の記事を依頼されたとき、すぐにはお返事できなかった。私のような門外漢に、十分な調査と学問的な議論はできないと思ったからであ
続きを読む雅歌の解釈をめぐる論考も最終回になりました。雅歌は知恵文学であるという私のテーゼによって雅歌を読み解く試みを、今回は具体的なテクストでやってみます。その前に、雅歌の文学的テクストと響き合う旧約の箇所に目を向けたいと思いま
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