旧約用語の基礎知識(4)「天と地」 小友 聡
「天と地」と言うと、日本語では「天地の差」という表現があって、それは絶対的対照性を意味します。しかし、旧約聖書では「天」も「地」も共に創造論的な概念です。「初めに神は天と地を創造された」から旧約聖書は始まるからです。
続きを読む「天と地」と言うと、日本語では「天地の差」という表現があって、それは絶対的対照性を意味します。しかし、旧約聖書では「天」も「地」も共に創造論的な概念です。「初めに神は天と地を創造された」から旧約聖書は始まるからです。
続きを読む1.呪術的な守り神 「偶像」は英語表記ではidol(アイドル)です。たとえばアイドル歌手など、熱狂的な憧れの対象を意味します。けれども、旧約聖書では否定的な意味でしか用いられません。「偶像」は、木、石、金属でできた神々
続きを読む夢と幻は私たちにとって大切な信仰のエートスです。「老人は夢を見、若者は幻を見る」(ヨエル3:1)はペンテコステの預言の成就として知られています。「幻がなければ民はちりぢりになる」(箴言29:18)もおなじみの格言です。
続きを読む10回にわたって聖書研究を担当することになりました。皆さんにどう聖書の言葉を届けるかを考え、最近出版された拙著『聖書のことば辞典』(教文館、2025年)で扱わなかった旧約用語を、この雑誌で解説させていただくことにしました
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第6 (最終) 回】 「信仰に基づいた助け合い」(6章1~10節) 1節「兄弟たち、万一だれかが不注意にも何かの罪に陥ったなら、〝霊〟(聖霊)に導かれて生きているあなたがたは、そういう
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第5回】 「二人の女のたとえ」〈Ⅱ〉(5章1節) 「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛くびきに二度とつな
続きを読むルカによる福音書6:27-36 27節。イエスは初めに「敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい」と言っている。「敵を愛しなさい」という言葉は、35節にも繰り返し出てくるが、この箇所でイエスが特に言いたかった言葉だと
続きを読む― ガラテヤの信徒への手紙【第4回】 「つまり、こういうことです。相続人は、未成年である間は、全財産の所有者であっても僕しもべ(ヘブライ語で奴隷)と何ら変わるところがなく、父親が定めた期日までは後見人や監督の下にいます。
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第3回】 「律法によるか、信仰によるか」(3章1~14節) 「ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿では
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第二回】 「使徒たち、パウロを受け入れる」(2章1~10節) パウロは述べます。「その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。」このことは、使徒言行録1
続きを読む