キリスト者の自由を正しく用い、聖霊の実を結んで生きる 石田真一郎
【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第5回】 「二人の女のたとえ」〈Ⅱ〉(5章1節) 「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛くびきに二度とつな
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第5回】 「二人の女のたとえ」〈Ⅱ〉(5章1節) 「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛くびきに二度とつな
続きを読むルカによる福音書6:27-36 27節。イエスは初めに「敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい」と言っている。「敵を愛しなさい」という言葉は、35節にも繰り返し出てくるが、この箇所でイエスが特に言いたかった言葉だと
続きを読む― ガラテヤの信徒への手紙【第4回】 「つまり、こういうことです。相続人は、未成年である間は、全財産の所有者であっても僕しもべ(ヘブライ語で奴隷)と何ら変わるところがなく、父親が定めた期日までは後見人や監督の下にいます。
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第3回】 「律法によるか、信仰によるか」(3章1~14節) 「ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿では
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第二回】 「使徒たち、パウロを受け入れる」(2章1~10節) パウロは述べます。「その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。」このことは、使徒言行録1
続きを読む旧約聖書は、イエス・キリストによる救済以前の世界を語る。言い換えると、それは「土曜日のキリスト」(大木英夫)である。 金曜日に、キリストは十字架で死を遂げ、墓に納められた。土曜日に、キリストは屍の中にいる。「土曜日のキリ
続きを読む【聖書研究 ガラテヤの信徒への手紙 第一回】 ガラテヤの信徒への手紙のテーマは「イエス・キリストの福音とは何か、福音に生きるとはどのようなことか」だと言えます。私たちは、福音を深く悟るために、この書を何回でも読み返すこと
続きを読むはじめに 最終回を迎えました。当初は全6回でしたので、前回が最後となるはずでしたが、要領を得ない私の筆致と、しかしこの祈りの汲み尽くせぬ豊かさの故に、もう一回分の紙幅をお願いし、有難くも与えて頂きました。 本シリーズは「
続きを読むわたしたちの負い目を赦してください、わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。(マタイによる福音書6:12) わたしたちの罪を赦してください、わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから。(ルカによる福音書
続きを読むマタイによる福音書6章11節 はじめに 第5回を迎えて、「主の祈り」の学びはようやく、前半の〈神に関する祈り〉から後半の〈私たちのための祈り〉へと入ります。今回はその最初の言葉、「我らの日用の糧を 今日も与えたまえ」を扱
続きを読むマタイによる福音書6章10節 はじめに 前回の「御名」と並んで、今回は「御国」と「御心」を求める祈りについて考察を進めます。聖書テキストは、マタイによる福音書6章10節(新共同訳)です。「御国が来ますように。御心が行われ
続きを読むはじめに 前回は「我らの父よ」について思いを巡らせました。先に進みたいところですが、一つ、前回の補足から始めたいと思います。それが今回の主題「御名が崇められますように」への架け橋にもなると思うからです。即ち、「我ら」に関
続きを読むルカによる福音書11章1~4節 はじめに 神学生時代、奈良のある教会で夏期伝道実習をしました。近くには鹿で有名な奈良公園があります。私はその公園である一つの光景に驚きました。夏休み、多くの観光客でにぎわう園内でひときわ注
続きを読む【聖書研究 主の祈り 第一回】 ルカによる福音書11章1~4節 はじめに 全6回の予定で、しばらく「聖書研究」を担当させて頂くことになりました。聖書学者でもない私が、この看板を背負うことはあまりに荷が重すぎると躊躇しまし
続きを読むコロサイの信徒への手紙 第3章12節―17節 1 御子の支配 御子の支配とはどのようなものであろうか。ヨーロッパの会を訪れると、黄金と宝石で飾られた王冠をかぶり、地球儀を手にした、あるいは地球儀を足台にして立つキリスト像
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