晩年のR・シュナイダーにおける信仰と懐疑 ― 懐疑は信仰を養い、信仰は懐疑を養う 下村 喜八

〜京阪神修養会・主題講演II〜 はじめに 1957年11月、54歳のラインホルト・シュナイダー(1903‐1958)はヴィーンを訪れ4か月滞在した。そこでの経験をつづった手記が彼の死後『ヴィーンの冬』という表題で出版され

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