【戦前版『共助』第六回】書齋の森明先生 浅野 順一
【戦前版『共助』第六回】書齋の森明先生 浅野 順一 書齋の森明先生と云っても、私は先生と起居を共にし先生がその愛する書齋で如何に勉強せられしかを親しく目撃せし者でもなゐから、そのことを述べるのではなく、書齋をめぐる先生の
続きを読む【戦前版『共助』第六回】書齋の森明先生 浅野 順一 書齋の森明先生と云っても、私は先生と起居を共にし先生がその愛する書齋で如何に勉強せられしかを親しく目撃せし者でもなゐから、そのことを述べるのではなく、書齋をめぐる先生の
続きを読む嘗て左翼?のすぐれた謀將として知られ、ちかく明治最大のロマンティケルの一人といはれる天心に鼓舞されて文化日本論をものした淺野晃がかういつてゐる。「……それ故、われわれは、周?圍を顧慮することなく、獨りの途を獨り歩めばよい
続きを読む1 去る3月5日の記念會の席上で佐伯先生が森先生を世々の聖徒の誰かれに思ひくらべられまして、アウグスチヌスのやうな型の方であつたと云へるのではないかと申されましたが、確かにさう云ふタイプの方と肯かれる面があると思ふのであ
続きを読む戦前版『共助』が昭和8(1933)年に発行開始されたことには或る運命的ともいえる意味があると思う。成瀬治先生が共助会の或る時の夏の修養会で、昭和8年という年は、世界的にもヒトラーが政権を取った年であり(1月30日第1党の
続きを読む1 タブロイド版共助誌との出会い 私がタブロイド版共助誌の記事に最初に接したのは、未来社から出版された澤崎堅造の著書、『キリスト教経済思想史』(1965年)/『新の墓にて―キリスト教詩文集』(1967年)においてである。
続きを読む圖らずも主に在るの故をもて、重ねて共助會に就いてお尋ね頂いたことを心から感謝に存じます。今日は少しく森先生の事を申し述べさして貰ひませう。其方が遙かにお尋ねに應へうるかと存じます。先生なくしては共助會は生れて來なかつたの
続きを読む今号では、森明逝去後の共助会委員長となった山本茂男と森明の出会いを紹介します。 山本茂男略歴 1892(明治25):福岡に生れる。 1913(大正2):第七高等学校入学。在学中、鹿児島日本基督 教会で上与二郎牧師よ
続きを読む今年、基督教共助会は創立百年を迎えました。この時に、私たちはすでに『共助』第3号(2018年4月発行)でご紹介したように、100周年を覚えて幾つかの事業に取り組みます。その事業の一つに、『戦前版「共助」選集
続きを読む①戦前版『共助』の執筆者から10名を選び、選集を刊行する。2019年春の共助会総会までに刊行を目指し、総会報告書と一緒に送付。(送付先は会員・誌友) 【第1部】 1:森明「濤声に和して」 2:森明との交流 高倉徳太郎:第
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