苦難をも誇りとし 金山弥平
以下は、8月13日に北白川教会で語った証しを短くしたものです。取り上げた聖書箇所はロマ書5章3―4節でした。 昨年7月、全く思いがけず肝内胆管癌が見つかりました。手術と術前術後の抗癌剤治療とコロナ禍のため、礼拝は長期欠席
続きを読む以下は、8月13日に北白川教会で語った証しを短くしたものです。取り上げた聖書箇所はロマ書5章3―4節でした。 昨年7月、全く思いがけず肝内胆管癌が見つかりました。手術と術前術後の抗癌剤治療とコロナ禍のため、礼拝は長期欠席
続きを読む井草教会の「信徒による聖書の講話」を3年前に担当しました。そのときは〈イエスとサマリアの女との対話〉についてお話ししたので、今日はその前にある第3章の〈ニコデモとの対話〉についてお話しします。そこに記されているのは「再生
続きを読むエレミヤの学びを通して、私自身何を問われたか、そのことをお話ししたいと思います。私は、改めて、エレミヤの祖国イスラエルを思う想い、そして同胞である民への想いについて考えさせられました。日本で生まれ育ち、日本の国籍を持つ私
続きを読む【信仰修養会・開会礼拝説教】 エレミヤ書1章4~10節 / ヨハネによる福音書9章1~5節 戦前、時の軍国主義政策を批判して東京大学を辞職せざるを得なくなった矢内原忠雄が、1940年に『余の尊敬する人物』という名の書物を
続きを読むコリントの信徒への手紙 一 15章1~6節 使徒言行録11章26節に次のように書かれています。 「このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。」 イエス・キリストのことを救い主と信じ、
続きを読む【二〇二三年度 基督教共助会総会 開会説教】 マタイによる福音書 第6章33~34節 共助会創立104年目を迎えました。104年、長い歳月です。1919年の創設以来、日本の歴史のただ中を歩んで来ました。私もまた1971年
続きを読むルカによる福音書7章11〜17節 キリストの平和がわたしたちと共にありますように わたしはこの程10月の初めに深刻な病の告知を受け、約35年ぶりに死と真向かいに暮らす時間を過ごしています。若い30歳で経験した子宮癌のとき
続きを読む閉会礼拝 説教 「心の清い人たちは、 さいわいである、彼らは神を見るであろう。平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。」 (マタイによる福音書5章8~9節 口語訳) 今、お読みした御言葉
続きを読むわたしは弟子たちと共に/証しの書を守り、教えを封じておこう。わたしは主を待ち望む。主は御顔をヤコブの家に隠しておられるが/なおわたしは、彼に望みをかける。見よ、わたしと、主がわたしにゆだねられた子らは、シオンの山に住まわ
続きを読むルカによる福音書2:1~7 ヨハネによる福音書15:13~16a あるクリスマス物語 一つの物語をご紹介したいと思います(「小さな飼い葉桶の前で」・ドイツのクリスマス童話より)。 小さな坊やは、木彫りの上手なおじいちゃん
続きを読む【京阪神共助会修養会 開会礼拝 感話】 京都共助会の例会が終わった後に、京阪神修養会で話をせよとのことになりましたが、私のようなものが信仰について語るだけの何ものをも持っていないのは明らかです。やっ
続きを読むペトロの手紙一1章3―5節 ペトロの手紙Ⅰについてですが、使徒ペトロはローマ皇帝ネロの迫害によって殉教の死を遂げた、主イエスと同じ十字架刑で処刑されるに自分は値しないとして逆さ十字架刑を自ら望んだ「ペトロ行伝」と言い伝え
続きを読む〈はじめに〉 クリスマスおめでとうございます。 2022年の日本と世界は、明るい話題に満ちていたとは言えません。2020年に日本にも上陸した新型コロナウイルス感染症は、第七波が収まりかけていますが、完全には消えないでしょ
続きを読むルカによる福音書10章38節―42節 38節には「一行が歩いていくうちに、イエスはある村にお入りになった」とあります。主イエスと弟子たちが伝道の旅をしています。この当時の旅は、現代を生きる私たちには想像もつかないほど、困
続きを読むマタイによる福音書7章21―27節 1 「確かな土台に立っているか」― 独立学園生のことばが私に問うもの この人生で、本当に確かなものに出会いたい。「私」を本当のところ生かすものに出会いたい。あるいは、出会い続けたい。こ
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