共助会の活動
追悼:山田玲子氏マリアとマルタを生きたひと 川田殖
追悼 山田玲子氏 一 2021年11月5日、山田玲子さんが亡くなった。享年97歳。中渋谷教会本城仰太牧師による意を尽した葬儀があった。 小学校入学以来、戦前戦中戦後の厳しい時代、信仰を貫いて生きた玲子さんを敬愛する人は多
雑誌「共助」から
キリスト教共助会が刊行する雑誌「共助」をご存じですか? ここでは雑誌「共助」のご紹介と共に、毎号掲載される"巻頭言"や、掲載内容などをご紹介いたします。

創造論vs進化論 角田秀明
昨年11月から共助会の有志メンバー6、7名で中村きよみ様宅において創世記から聖書通読を始めました。創世記の初めのことばは「初めに、神は天地を創造された。」(創世記1章1節)です。聖書はこの天地を創造された方がおられること
説教

永遠に変わることなきイエス・キリスト 七條真明
ヘブライ人への手紙13章7―8節 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、その後の状況は変化しつつも、なお感染の広がりが収まることのないまま二年が経過しました。 一昨年、コロナ禍の深刻さが明らかになってきた頃、私が牧師
証し

主よいつまでですか? 丸山 雅子
3月で、83歳になりました。生まれは中国の満州で、今現在まで、本当に不思議な神のご計画の中で、様々な経験をさせていただきながら、召されるまでのもう少しの時間を、感謝と共に過ごしております。朝は5時半に起き、6時30分のT
読書
東西霊性の在所を照らす 片柳榮一
【書評再録 「本のひろば」2022年1月号】 金子晴勇著『東西の霊性思想 ― キリスト教と日本仏教との対話』 人間学的視点という明確な方法論をもってキリスト教思想史研究の分野でいつも新鮮な刺激を与え続
随想

見えないけれど確かに響く音の波 角田 芳子
2021年12月17日(金)、13時からサントリーホール ブルーローズで「クリスマス・オルゴールコンサート」が開催された。私は、共助会の友である大阪の林 貞子さんのお誘いを受け、ワクワクして参加させていただいた。オルゴー
心に残るメッセージ

キリストに従い、共助会に生きた 三人の女性の問題意識と我々への課題 藤 孝
正月明け9・10日に修養会後半部が、コロナオミクロン株の急激な流行の兆しがみられる中で開催されました。そのために早天礼拝説教担当の阿部真希子さんとシンポジウム④発題担当の荒川朋子さんは欠席されましたが、提出されていたレポ
聖書研究

「コロサイの信徒への手紙」を読む(六・最終回) キリストと共なる生 下村 喜八
コロサイの信徒への手紙 第3章12節―17節 1 御子の支配 御子の支配とはどのようなものであろうか。ヨーロッパの会を訪れると、黄金と宝石で飾られた王冠をかぶり、地球儀を手にした、あるいは地球儀を足台にして立つキリスト像
ひろば
追悼:宮原守男氏―共助会精神を生き抜く 牧野信次
追悼 宮原守男氏 敬愛する宮原守男さんは2021年12月14日(火)の午前1時5分にご自宅で栄子夫人とご家族に見守られながら安らかにご召天なさいました。1928年2月20日に福岡でお生まれになっていますので、93歳10か
提言

発題 共助会の女性の歩みを覚えて~山本(櫛田)孝(よし)、山田松苗(まつなえ)、 澤崎良子の信仰と人生~荒川 朋子
この修養会で私に与えられたテーマは、共助会100年を迎えて、山本(櫛田)孝、山田松苗、澤崎良子という3人の共助会の女性の先達の歩みを覚え、現代を生きる女性の共助会員である私がその意味をどう現代的に解釈するかであると思って