松本共助会9月例会報告 報告:下山田 誠子
・9月20日(火)10時~12時 松本中央図書館にて
・司会 半田さん 出席者5名
テキスト『日本人にとってキリスト教とは何か』若松英輔著
第4章 信仰について
作者遠藤周作の『深い河』を評論家若松が読み解いていく。この入れ子になった作品を意味深く学んだ。文字間の余白―これこそ神の働く場所である。偉大な文学とは作家の思いの彼方に起こるということ、森 有正やドストエフスキーを引いて読者に示そうとしている。信仰は99パーセントの疑いと1パーセントの希望だというフレーズに皆納得した。今後、苦しみについて、愛について学んでいく。
ロシアから予備兵役を逃れて隣国グルジアに出国するとのニュースを聞き、遠い島国日本の私たちは何ができるのだろうか。