2016年度 基督教共助会 夏期信仰修養会案内
∥ 2016年度 基督教共助会 夏期信仰修養会主旨 ∥
平和と宣教を考える
─神を愛し、隣人を愛すること─
「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」
イエスは言われた。
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
これが最も重要な第一の掟である。
第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」
平和を造り出すとは、神様との和解の業を担うことである。和解の業は、己の罪の赦しと自分が属する共同体の犯している過ちの執り成しである。己の罪の赦し無くして共同体の罪を執り成すことは出来ず、共同体の過ちの執り成し無くして、己の罪の赦しに自己完結することは出来ない。神への愛は、キリストの十字架による己の罪の赦しを信じる信仰から生まれ、隣人への愛は、隣人の過ちを自らの過ちとすることから生み出される。
敗戦70年余を経て、私達は厳しい問いにさらされている。戦後民主主義とは何であったのか、立憲主義とは何であるのか、そして敗戦後の私たちに平和憲法が与えられた意味は何かである。しかし、思えば、戦後民主主義にしても、立憲主義にしても、平和憲法にしても、それらは決して完成されたものとして与えられたのではなく、それらの内実をいかに豊かに育むかは、敗戦後を生きる私達に課せられた課題であった。その課題にどのように取り組み得て来たのかが、国内外の現実から厳しく問われている。
そうであればこそ、昨年に続き、今夏の修養会もこの問題に真正面から取り組みたいと思う。今起きている日本の現実を担い、その取り組みを通して平和を造り出す働きを模索している四人の友、又、平和の福音を携えて地方伝道に生きる三人の友の言葉を通して、私達にとって平和を造り出す営みを省みたい。
さらに、「私の歩み」の証言者に韓国共助会からさんをお迎えする。共助会が掲げる「主に在る友情」を改めて知る時となる。聖書研究は、井川満さんが担当して下さる。先の友たちに加え、このお二人の証言を通して、創立九十七年を迎える基督教共助会の進むべき道が、少しでも明らかにされることを祈るのである。
友よ、東京府中の地で再会しよう。
そして、共に祈り、神様からの恵みを分かち合いたいと思う。
[2016年度 基督教共助会 夏期信仰修養会案内]
主 題 「平和と宣教を考える」 ―神を愛し、隣人を愛すること―
時 2016年8月3日(水)午後2時(午後1時30分受付開始)~5日(金)午後1時
所 ホテルコンチネンタル府中 東京都府中市府中町1-5- 1 TEL 042-333- 7111
主題講演 飯島 信(共助会委員長、日本キリスト教団立川教会牧師)
シンポジウム
片岡希望(同志社大学文学部三回生)、佐藤真史(日本基督教団被災者支援センター「エマオ」専従者)、江村悠子(ためらう若者の会)、濱田香苗(ためらう若者の会)
聖書研究 井川 満(日本基督教団京都北白川教会役員 京都大学名誉教授)
会 費 23, 000円 学生:10, 000円
(2泊3日の宿泊食費・会費。但し必要な方には割引制〈20%〉 もありますので、お申し出ください。)
通い一日参加(食事なし):3, 000円 昼食1, 600円 夕食2, 200円
交通費 各自負担。
なお遠距離その他必要な方には、参加者の自由献金によりご援助いたしますので、お申し出ください。
携帯品 聖書、讃美歌、筆記用具、洗面具(浴衣はあります)。
定 員 50名。
申込期間 7月15日(金)必着(共助誌4号のとじ込みのハガキをご利用になり、締切期日を守ってください。電話による申し込みは受け付けません)。
申込・問合せ先 下記メールフォームからお申し込み下さい。
注 意
1)申し込み用ハガキの所定欄に必ず自己紹介の文章を書いてお申し込みください。内容、書き方は自由です。参加者全員の自己紹介をプリントして会場で配布し、自己紹介時間の節約に役立てる予定です。
2)会費は会場で申し受けます。
3)全期間参加を優先とします。
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