俳句2首 中村 きよみ
鳥(いろどり)の起ちて葉づれの幽(かすか)なり
色鳥は、秋の季語で秋に日本へ渡ってくる、または日本の留鳥で秋に山間部から平野部に下がってくる美しい羽色した小鳥の総称です。
色鳥の色は様々な種類の鳥という意味や『彩の美しい鳥が多い』との意味が含まれます。春にやってくる鳥は、さえずりが美しいとされるのに対し秋の色鳥は姿が美しいとされます。
色鳥は古くから季語として認識されていて江戸時代初期の俳句の書にも登場しています。
小鳥でも飛び立つ時の力で葉が擦れ合う音が聞こえるような気がする。
百日紅(さるすべり)父母(ちちはは)を恋う庭の隅
サルスベリの花を見るとふと子どもの頃や様々な両親との会話を思い出します。
(日本バプテスト連盟 仙川キリスト教会員)
