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2024年度 京阪神共助会 信仰修養会 案内

主題「深き淵より十字架の主を仰ぐ」

日本、世界のいたるところで、大雨による洪水、異常乾燥による山火事などが続いています。ひと昔前、地球温暖化による異常気象を、科学的エビデンスを欠いた一つの推論と言い逃れる論法が流布されましたが、いまや温暖化の結果であることは誰の目にも疑い得ないものになってきています。それほどの異常さが繰り返されているからです。そのような自然の荒廃に並ぶように、戦争と暴力が世界中に広がっています。ウクライナ、パレスティナでの戦いは、人々の停戦への必死の努力にもかかわらず、それをあざ笑うかのように拡大しつつあります。逃げ惑い、亡骸のまえで泣き崩れる人々の虚ろな表情は、現在の世界そのものの姿を映し出しています。自分を壊滅しようとする敵一人を倒すためには、無関係な周囲の十人の市民を精密な最新兵器で殺すことをためらわない冷酷な戦いの論理が横行しています。そして至る所で虚偽の情報、主張がまことしやかに流れています。人々は熱狂し、失望し、また呆然と立ち尽くしています。

世界は苦悩の十字架へと追い立てられています。あらためて、十字架の上で「我が神、我が神、何ぞ我を見捨てたもうや」と発せられた主イエスの叫びが世界中にこだましていることを覚えます。そのような中で、私たちは今年の京阪神共助会信仰修養会を迎えようとしています。主題は「深き淵より十字架の主を仰ぐ」としました。講師には著書『苦悩への畏敬』を著わしR・シュナイダーを研究しておられる独文学者下村喜八さんと、信州松本東教会を牧会し、神学者G・エーベリンク研究者でもあられる朴大信(パクテシン)牧師をお迎えします。晩秋京都の地へ、祈りを以て参集いただければ幸いです。

2023年京阪神基督教共助会信仰修養会

主題「深き淵より十字架の主を仰ぐ」 

日時 2024年11月22日(金) ―23日(土、祝日)

場所 日本基督教団 北白川教会

〒606‐8266京都市左京区北白川久保田町3‐3

プログラム

22日(金)

受付 17時半より

18時半 ― 開会礼拝 片柳榮一

19時半 ― 9時 主題講演(1) 下村喜八「我が神、我が神、なんぞ我を見捨てたもうや」(仮題)23日(土、祝日)

23日プログラム

9時 主題講演(2)朴 大 信  「信州の地より、十字架の主を仰ぐ」(仮題)

10時半 11時半 質疑応答

12時  昼食

13時 ―15時 懇談会

15時 ―15時半 閉会祈祷会

参加希望者は11月15日までに

〒606‐8266京都市左京区北白川久保田町3-3

北白川教会内 京阪神共助会信仰修養会係まで

全参加(23日昼食を含む)か部分参加を記載の上、お申込みください。 参加費 全参加 三千円(学生半額) 部分参加 一千円

宿泊は各自で手配をお願い致しますが、多少宿泊施設を確保しておきますので、手配の難しい方はお早めにお申し込みくだされば都合を付けます。

  

連絡先TEL 北白川教会(075)722 ― 1340

あるいは 片柳榮一 (075)922 ― 4221

メールアドレス ekatayan01@outlook.jp