「基督教共助会」創立100周年記念シンポジウム

プログラムの司会をさせていただきました。発題者は共助会員で私立学校校長をされていた安積力也さん、島根県にある愛真高校の新江進さん、山形県の独立学園から三島亮さん、日本聾話学校から鈴木実さんが立ってくださいました。また、午

（以下の文章は、シンポジウムでの私の応答そのものではありません。用意した原稿をもとに、応答した内容から一部を削除し、加筆・修正したものです。） 午前中、4人の方による発題に深く心を打たれながら、発題者の皆さんと私との間で

４人の先生方の発題を聞き、それに応答するのが私の務めです。発題はいずれも感銘深いものでした。安積先生の話に最後まで引き込まれ、人格と人材とは次元が違うのだということに気づかされました。新江先生は御自分の破れを正面から見つ

４名の方の発題を聞いて、私は己の弱さを受け入れ、限界を知ることがどれほど重要かということを共通に感じました。 私はアジア学院で働く前に、日本の学校で３年間、教師として教えた経験を持ちますが、アジア学院に来たばかりの頃、あ

日本聾話(ろうわ)学校は、聴覚に障がいがある子どもたちの学校で、聾話という学校名がこの学校の特徴をよく表しているのですが、残されている聴力を最大限に活用して、聴覚障がいの子が聴いて話す教育をしています。ただし、聞いて話せ

1.学校紹介 基督教独立学園高等学校から参りました三島亮と申します。まず、本校の簡単な紹介から始めさせていただきます。本校は山形県西置賜郡小国町という、冬には積雪が３メートルを超える豪雪地に建つ男女共学、普通科の全寮制高

学校紹介 愛真高校は島根県にある私立の少人数全寮制普通科高校です。日々の学習や、食事作り・野菜作りなどの労働、沖縄などを訪問し現地の方と出会う平和学習を通して、「生きる」ということに焦点を当てた学びを大切にしています。教

「基督教共助会」創立100周年記念シンポジウム 第一回「教育の明日」を考える（2019・10・14・月祝） 〈主題〉　何が人を「人格」にするのか― 今、教育の担い手に求められていること―   1　このシンポジウ