入会をゆるされて荒井 洋子

本年はコロナ禍の中での夏期信仰修養会、色々な意味で参加するか否か躊躇しておりました。下山田さんから松本は皆で行きましょうよとお声がけがありましたが他のメンバーはそれぞれ都合が悪く、その後彼女も体調不良となり、結局朴先生と私の二人の参加となりました。

そんな折、飯島委員長から入会のお話を頂きました。こんな私が……とまたまた悩みましたが、お二人にも相談して背中を押され、これも神様のお導きと捉えて決心いたしました。

私と共助会との出会いは8年程前に下山田さんからお誘いを受け、松本共助会の仲間入りをさせて頂きました。毎月の例会では読書を通じて良き交わりの時を与えられ、鈍った頭と不勉強な私には良い刺激剤となっていました。しかし、基督教共助会については十分に理解しないままこれまで過ごして来てしま

いました。こんな私が一昨年初めて夏期修養会に参加し、カルチャーショックを受けると同時にその場に在る温かな空気と心地良さが忘れ難く、また、川田先生にもお会いしたくて参加することに致しました次第です。皆様からの温かなお心遣いに感謝致します。その上思いもかけず入会という運びになった次第です。

さて帰宅してから我に返り、この平凡な何の取り得もない老年の主婦に一体何が出来るだろうかと考え込んでしまいました。

百年を超えるこの共助会です。森 明先生を始め多くの先達の方々がキリストと共に真摯に歩んで来られたお働きを想う時、キリスト者としても何もかも中途半端な私がこの豊かな交わりに入れていただく恵みに感謝すると共にそこには何か神様からのメッセージがあることを真剣に問うて行かなければならないと思いました。

これからは気を引き締めて、松本東教会にも深く関わった和田 正先生や島崎光正さん他多くの先達の方々を今一度尋ねて基督教共助会の存在意味を考えて行きたいと思います。

また、今回分団での話し合いの中で若い人たちが率直に心の内を話してくださったことに感動を覚えました。実は私も心の内に秘めた悩みを吐露したい気分でした……。

共助会はこのように温かな場所であるという嬉しい発見でした。

今後機会があればこの若い世代の人たちと、この混沌とした社会が抱える問題点などを話し合えたら良いなと思いました。

主のお守りに支えられていま少し皆さまと共に歩んで行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(日本基督教団 松本東教会員)