開催報告:青森共助会例会報告(5月、6月) 〈報告者:小笠原浩平〉

5月例会報告

5月30日(木)小笠原宅にて 出席者3名

奥田成孝先生著『「一筋の道」を辿る』から「森明の信仰における人格主義・民族(後)を読んで」

「森明先生は人格を重んじる」というのが皆の意見だった。森明先生は「人がキリストに於いて自らを自覚してたつ」ということを祈り待たれた。一方で森明先生は、民族性・地理・歴史を重視された。最後に奥田先生は、山本先生、本間先生、沢崎堅造兄、原田季夫兄などの共助会の先人達の名前を挙げられているが、共助会は、それぞれの先人達が影響し合って、キリストの前に祈った後、主が待つそれぞれの場所へと向かわれたのだと感じた。それが正に「主にある友情」だろう。

6月例会報告

6月13日(木)小笠原宅にて 出席者3名

奥田成孝先生著『「一筋の道」を辿る』から「夕映えの美しさを思う」(128頁)を読んで

今日は「夕映えの美しさを思う」を皆で読んだ。この世的には業半ばにして天に召された原田季夫先生。見事に「癩者の伝道は癩者自身によって」との、普通では考えられない発想のもとに、準備期間30年、そして50歳~57歳まで、長島愛生園聖書学舎を引っ張られた。そして、卒業生20名を世に送り出した。正に奥田先生の言う「人の行きたがらないところ、引き受けたがらないところ」に、原田先生はその信仰によって赴かれた。「伝道の根本精神は、身を尽くし財を尽くし必要あらば命を献げると」の言葉どおりの人生を送られた。私はここに、正に共助会の「主にある友情」をみる。

どれだけの人が原田先生の生き方に影響を受けたか。青森に来られた川西先生が良いお手本だ。今日は、とても充実した、祈祷会を持つことができて、神様に感謝する。