京都共助会7月・9月例会報告 報告:片柳榮一
京都共助会7月例会報告 出席者10名
日時:7月17日(日)13時~14時半 北白川教会
井川満さんに発表いただきました。「されば神はモーセに対して『我ありと言う者我をなんじに遣わし給うと』(出エジプト記3:14)と宣言している。之によればヤーウェは昔先祖達にありし如く、今もモセの傍らに現実に在り、且つ之を励まし使命を以って立たしめる救いの神として理解することが出来る。ヤーウェは静的な存在としての思索の対象たる神に非ずして、動的存在としてイスラエルに迫りくる相に於いて認識せらるる神である」。
京都共助会9月例会報告 出席者9名
日時:9月18日(日)13時~14時半 北白川教会
片柳榮一より、浅野順一「基督論に関する森先生の手紙」(『恐れるな、小さき群れよ』)を学びました。
「不肖の弟子である私(浅野順一)は、先生の在命中はついに、基督の神性について、理性的にも意思的にも、その確信に到達し得ず終わった。然し乍ら、先生の翌年三月の逝去に際して、キリストの十字架の秘儀が始めて了解し得たように思われたのである。それ以来、キリストの人性を慕うよりはその神性を仰ぐ方が多くなったように感じられる」。