松本共助会9月例会報告  報告:荒井洋子

・9月26日(火) 14時~16時 松本東教会にて

・司会: 林香苗さん 出席者: 9名
・ルカ福音書 11章1節~28節を輪読して始める
テキスト: 「沖縄の米軍基地」 ― 県外移設を考える 高橋哲哉著 最終章
このテキストを読み終えて、それぞれが感想を語り合いました。日本が抱えている諸問題の中でも、沖縄の米軍基地の問題は国民の一人として無関心ではいられない重要な案件であると思います。本書の高橋哲哉氏の論説は非常に複雑で難解に感じました。私たちは「沖縄にどう向き合うのか」という問いに対して糸口が見えず、行き詰まりを感じるという感想もありました。

そんな中、米軍普天間飛行場の辺野古への移設問題では国が代執行し、提訴という地方自治を軽視した強行策に出たという記事を目にし、「この国は一体どこに向かっているのか」という疑念と共に、沖縄にますます負担を強いている現実を目を凝らし見つめて行かなくてはならないと実感しました。最後に、私たちキリスト者として何かできることはないのかという意見も出ました。神の執り成しとして、国の政治家に働きかけることができたら、と祈りました。

来月の例会では、下山田さんの沖縄訪問の報告があります。楽しみです。