2020年度基督教共助会夏期信仰修養会の中止及び総会の書面開催のお知らせ
会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍のため、試練の日々を送られていることと思います。
又、降り続く大雨による川の氾濫や土砂災害など、コロナ禍に加えて厳しい日々が続きます。どうか、それぞれの馳せ場にあって、健康が守られ、日々の務めを果たされることを祈ります。
今日は、共助会にとって辛いお知らせをしなければなりません。それは、夏期信仰修養会を中止し、総会を書面開催にすると言うことです。
この結論に至った経緯は以下の通りです。
7月3日(金)、立川教会に夏期信仰修養会準備委員5名【鈴木幸江、石川光顕、角田芳子、三田町子、飯島信(敬称略)】が集まり、修養会開催の可否について話し合いました。委員は、一人ひとり意見を述べました。主な検討事項と意見は以下の通りです。
1.開催の可否を決めるにあたって考えるべきこと。
- 現地の感染拡大の状況を見る限り、それほど神経質になる必要はないかも知れない。
- 但し、修養会開催にあたって、感染を防ぐ等の万全の準備をすることが出来るかどうか。
- 誌上での発表より、やはり会場で顔と顔を合わせた方が、より励まされると言う意見を聞いている。
2.ホテル側への働きかけについて。
① 三密を防ぐための会場の準備はどうか。
・玄関での手の消毒や検温。➡ 会場に依頼する。
・マスクの着用。➡ 参加者に依頼する。
・椅子の配置の工夫など。➡ 会場に依頼する。
② 全員個室を用意する。➡ 20室は確保。さらに追加を依頼した。
3.7/3現在の申込者の確認(7/16締切なので途中経過)。
①全期間参加:17名。 ②部分参加:2名。③通い参加:3名。計22名。
以上を踏まえた主な意見は、
- 東京の感染者は昨日に続き今日も100名を超えた。東京からの参加者で、無症状のまま菌を保有し、それを運ぶリスクを避けることは難しいのではないか。
- 高齢の参加者も少なくなく、万が一感染が判明した場合、感染者の病院移送や、参加者全員の検査隔離など、対応することが困難ではないか。
- どれほど三密を注意しても、集まって3日も過ごせば、緊張は持続出来ない。又、感染の不安を抱えながら参加することがあるとすれば、修養会の主旨にそぐわないのではないか。
このような論議の結果、苦渋の決断ではありますが、2020年度の夏期信仰修養会を中止することに致しました。
共助会は、敗戦の翌年の1946年に再出発し、修養会は1947年8月、麗翠館を会場に再開されています。それ以降、40周年と50周年の年を除き、一度も途絶えることはなく、私たちの交わりに命と力を与えて来ました。にもかかわらず、今回の中止が、私たち共助会員にとってどのような意味を持つのかを、改めて神様に問い、又問われ、次なる歩みの糧として行きたいと切に思います。
次に、総会の書面開催についてです。
修養会を中止する中で総会を開催することは難しく、2020年度総会は、全委員の了解のもとに議決権行使書による書面開催とすることに致しました。議案は、同封のハガキに印刷されていますが、次の通りです。
■議案1:2019年度一般報告・地域別報告・活動報告(100周年記念事業について)を承認
する。
■議案2:2019年度決算を承認する。
■議案3:2020年度活動計画を承認する。
■議案4:2020年度予算を承認する。
■議案5:委員長・副委員長・書記・会計・各委員の任期を次期総会まで延長する。
■議案6:基督教共助会創立100年「感謝・悔改め・告白と祈り」を承認する。
すでにお手元に届いている総会資料をご覧いただき、賛否をご記入下さい。ハガキは、7月31日(土)必着で投函をお願い致します。
どうか、事情をご理解いただき、修養会の中止と総会の書面開催をお認めいただくよう、心からお願い致します。
皆様のお働きの上に、変わらざる神様の支えを祈ります。
2020年7月10日(金)
委員長 飯島 信 委員一同