松本共助会例会報告(11月)  〈報告:下山田誠子〉

11月30日(火曜日) 

場所:松本中央図書館

時間:10時~12時

出席6名。

ロマ書11章17~18節。司会は下山田誠子。

テキスト 若松英輔著『日本人にとってキリスト教とは何か』

今回いよいよ第1章―神について―に入った。遠藤周作の『深い河』を通しての作者の問いかけである。作品は少々粗であるものの精神的自伝と評し、文字通り満身創痍の中で最後の作品となったものである。汎神論のようであるが、呻きというキーワードでイエスをとらえている。こういうイエス像を学びながらなぜか肩の荷がおり、緩やかな安らぎのような感を受けた。

闘病中であったSさんが久々に出席してくださり感謝。長いご介護で母上を送られたMさん、そして鳥羽秀義牧師もお迎えできてうれしい限りであった。