京都共助会例会報告(10月)  〈報告:片柳榮一〉

時 10月17日午後1時―2時半

所 北白川教会

発表者 井川満さん

【戦前版『共助』に掲載された文章からなる『恐れるな、小さい群れよ ― 基督教共助会の先達たちと森明』から】

内容 森 有正「イエスと学者達」イエスは神を神として徹底的に尊敬し服従されたが、その神はまた徹底的に人の魂を生かさんとして求め給う力であった。他を真に生かすことに愛の本質があるとするならば、イエスにおける神こそは真の愛の神ということができる。パリサイ人は律法に仕えようとしつつ、その律法の根本精神なる愛を忘れ、形式を持って人の魂を破壊して自らよしとしていたのであった。(出席者11名)