新潟共助会「読書会」報告(2025年6月) 鈴木 孝二
・新潟共助会第6回『共助』誌を読む会を6月28日開催。好天で暑くなる中出席者5名。
・主に6月発行の第4号に集中して語り合う。
・讃美歌21の458番を賛美し、聖書ヨハネ福音書15:13 ― 17を朗読し祈祷をもって開始する。
はじめ出席者全員の関心は、「巻頭言」の「中高年伝道という課題」(土肥研一牧師記)に集まる。各自所属する教会の現状を紹介しつつ、今回の一文で目を覚まされたと。山田新人さんの受洗のこと(小淵牧師)、教会伝道部からの依頼で、この人のために祈ると記名し封筒を出して一年間取り組んでいる(鈴木美)などが紹介される。
戦後80年、木戸みゆきさんの「沖縄の叫びを聞くとき」に触れる。先日の6月23日「慰霊の日」でのテレビ中継、城間一歩輝(いぶき)さん(11歳)の平和の詩『おばあちゃんの歌』に感銘を受けたことなど話される。(鈴木孝)関連して、近づく8・15に向け、映画上映会に取り組んでいることが付け加えられる。(高橋雅)
時間をかけて語り合った所は、湯田大貴(ひろき)さんのフィリピン便り2の「『勇者の日』に日本の戦争犯罪について考えたこと」の読後感である。「バターン死の行進」について、よく調べ参考文献も多く紹介されて、今、目を向けるべき課題を掘り下げてくれたと。小淵牧師はマレーシアでの体験を話された。日本の行った加害の歴史は現地の人たちは決して忘れない。(大西さんも関連して発言)戦後B級戦犯者として責任を問われた佐渡出身の本間雅晴中将についても触れる。『本間雅晴将軍を偲ぶ』などを入手し深める。(鈴木孝二)
その後、「京都みぎわキリスト教会」(早藤史恵牧師)の記事に入る。共助会との関係を含めて種々の教会の
歴史が話される。そこより現在建設中の「妙高高原教会」(代務者 小友 聡牧師)について報告を受ける。(高橋雅)最後、八月上旬の「夏期信仰修養会」への期待と祈りの必要を話し、大西晴子姉の祈祷をもって会を閉会とした。 (2025年7月1日記)
