新潟共助会・報告

開催報告:新潟共助会(10月)

・時 2018年10月27日(土)午前11時~午後2時半

・所 新潟教会(日本基督教団)

出席者 26名。

前日の秋晴れが1転時雨模様となるが、皆さん笑顔で再会を喜び、各所で輪が出来、話が尽きない中で開会する。

第一部 司会 長嶺富美江

・賛美 讃美歌21 463番「わが行くみち」

・聖書 新約聖書ヨハネ黙示録3章8節後半

・発題 「私の歩み―佐渡伝道に遣わされて」

担当 小野タキ子(日本ホーリネス教団佐渡相川教会牧師)さん。

今年の『共助』誌第5号掲載「証 過疎・辺地伝道に召されて」を直接聞く機会となる。

(1)佐渡ヶ島の現況を再確認する。

東京23区の1・5倍、かつて12万余りの人口が今は5万6000人程となる。内65歳以上の方が41%と高齢化社会となっている。(地図を参照しつつ)高校卒業後短大進学で島を離れたが、クリスチャンとなり献身し牧師となる。以来、ずっと考えていたふるさと佐渡に帰る。

ヨナ書4章11節のみ言葉に促されてと、その経過を語られる。

(2)相川町町営住宅に住み近くの相川伝道所を借り礼拝を開始する。

これまで1度も休まず日曜礼拝が出来ていることは感謝。そして今、教会として購入しそこに牧師館を建てるまでに至っている。この間、教団からの援助の全くない中、金銭的にも全て守られ借金はゼロである。地域の方々はどうやって食べているのかと不思議に見ている。

全て信仰による神の支え守りである。

(3)はじめ反対していた両親も礼拝に出席し、父の葬儀をキリスト教式で行うことが出来た。

その村(地域)で初めてのことであった。母は休まず礼拝出席していたが、今は施設で過ごしている。夫弘の父も佐渡に来て共に生活し、種々支援してくれたが先に召された。開拓期から現在に至る事々を、聖書のみ言葉につなげ生き生き語って下さった。タキ子さんの信仰、人柄のほとばしり出るもので私たちに大きな恵み、力を与えてくれた。

質疑応答の中、Hさんが、新穂村出身の牧師、夫進先生が金井キリスト教会に赴任するときのこと、各地の公民館でスライド上映をした時の様子など佐渡伝道の苦労と喜びを話される。

後、途中退席するM・Tさんより沖縄のこと日比野さんより「天上の音楽」公演について話してもらう。1段落してランチタイムと古本交換の時を持つ(出会い交流の場だ)。

第2部 司会 小淵康而

(1)資料「キリスト教共助会100周年記念事業」をもとに、三田町子さん、木村葉子さんより説明してもらう。3田さんから「キリスト教メンタルケアセンター」(CMCC)の活動についての話も聞くことが出来た。

(2)自己紹介と近況報告/司会者随時補足する。

①S・Kさん:奥様のこと、森有礼、森有正から森明へ学び展開へ。

②J・Sさん:H・Oさんとの出会い、近況を語る。

③Nさん:徳島と新潟往復今回H・Oさんと再会感謝。夫人Sさん:埼玉大時代先輩角田さん、清水2郎先生に会う。

共助会とのつながり。

④Yさん:聖書を学び信仰を考える中、共助会に注目。

⑤S・Sさん:小笠原亮1先生に会ってキリスト者の道へ、病気回復。

⑥E・Wさん:ここでT・Sさんと再会。勤務する新潟小学校では横田めぐみさんの帰国願い、歌を練習中。

⑦M・Sさん:KさんSさん夫妻の姿を見、夫婦の支え合いに感動!

⑧S・Kさん:私も同感! 新潟共助会出席は喜びである。

⑨S・Sさん:長男結婚式、安積先生夫妻に証人となっていただく。

⑩T・Sさん:授洗者K・A、K・A氏のこと映画上映のことを話す。

⑪K・Hさん:Nさんと再会交流を深めている、大きな喜び。

⑫H・Oさん:N夫妻との再会恵み、新潟教会使用感謝!

⑬R・Oさん:ギリシャ語聖書を勉強中、福音書から今ガラテヤ書を学ぶ。

⑭S・Aさん:出席者が多くなったこと、会場のことを話す。

⑮Nさん:共助会入会しMさんと再会など恵み沢山もらう。

⑯ K・Kさん: 佐渡へピースキャンプなどでよく出かける。新潟朝祷会アシュラムの会など世話役をしている。

等々語り合い、次回のこと、会計報告などして祈りをもって閉じる。〈報告者:鈴木孝二〉