証し

主よいつまでですか? 丸山 雅子

3月で、83歳になりました。生まれは中国の満州で、今現在まで、本当に不思議な神のご計画の中で、様々な経験をさせていただきながら、召されるまでのもう少しの時間を、感謝と共に過ごしております。朝は5時半に起き、6時30分のTV体操をし、7時30分には家を出て、保育園で仕事をさせていただいています。門口に座って、一人ひとりの子どもたちに「おはようございます」と声をかけ、問題のある子は抱きしめながら、神様の最善を願い祈ります。新しく来た子どもさんは、その子が安心して園に慣れるまで、ずっと私の膝の上に乗せて相手をさせていただきます。何と幸せな仕事でしょうと、毎日感謝ばかりです。月曜日と金曜日は、近所の子どもや母子家庭の方々に朝ごはんを食べて頂きます。共助の角田芳子さんも、浦和から早朝1時間以上かけて手伝いに来てくださっていました。その子どもたちの背景などを知ると祈ってくださり、お勉強を助けてくださり本当に有難い友でした。年度変わりと彼女の東京への引っ越しも重なり、来られなくなりましたが、コロナ状況も悪くなりはじめ、「あーこれも神様のご計画かな」と今は感じております。

現在、私は2回目の自粛をさせられております。1度目は去年、お迎えの早い子がいると、保育士さんはどうしても直接お父母様にお話ししなければならないことがない場合は、「園長バアバ」(これが私の呼び名)に担任保育士からお願いが来る時があります。「ハイハイ、喜んで!」と私は玄関ロビーでその子のお迎えが来るのを、本を読んだり、抱っこをしたり、お話をしたりして待ちます。時たま、ご父母の秘密を教えてくれます。「これは、担任保育士も知らないぞ!」と思いつつ、「ウンウン、ひみつね!」と聞きます、これが楽しい! 特に女の子は、ヒミツが多い、男の子は歯が抜けたことが自慢、「3本抜けたの!」と嬉しそうに話します。たまたま、その日は「この子2時です」と連れてこられ、時間が延長して3時になってもお迎えは来ません。楽しく2人で過ごしていたのですが、母親がお迎えに来られ、ご主人がコロナと言われ会社から帰宅、他の子どもたちも検査中ということになりました。母親も陽性、私もその子どもさんと濃厚接触者と言われました。PCR検査で陰性となりましたが、念のために自粛1週間、今は2度目です。今回は、朝ごはんを提供している折、母子2人で食事に来た子が、その日は、すごくぐずって母親から離れず、食事もあまり進まず、「みかん、みかん」というので、みかんを半分に割って与えそのまま仕事に出ました。その日に、母親が病院で陽性と分かり、私はすぐにPCR検査という段階でも行きつけの病院は何度電話しても話し中。そのあくる日は私の3度目のワクチン接種だったので、その病院に行きました。すぐ来てほしいという医師の言葉に従い、マスクを2重にして接種して参りました。腕が少し重たい気がしましたが、前の2回もあまり何もないので、今回はじめてでしたが、夜になって頭痛がひどくコロナにかかってしまったのかと不安になりました。どうしてもPCR検査をしなくてはと何度も電話をして半日かかって、やっとつながりました。

でも今はPCR検査はできないと言われ、熱が上がったら熱さましを、血圧が高ければ薬を届けますから、様子を見てくださいとのこと。熱は36・1度、毎日この体温計壊れていないかと疑いつつ、今週も朝ごはん作りました。日曜日に小さな礼拝をするために集まっていた友人たちとも会えません。部屋にこもっているので、一日がまるで4、5日みたいに感じながら、窓の外を通る人々を羨ましく眺めています。子どもたちが、保育士さんに「園長バアバは?」と聞かれますと報告が来ます。それを聞けば、すぐに走って行きたくなるのです。

今も、新しい経験をさせて頂いています。主よいつまでですか?     (社会福祉法人シオンの会理事長・おさなごチャペル)