発題と応答

【発題1】新潟共助会―11年の歩みと今後の課題  鈴木孝二

1 新潟共助会11年の歩み

(1)第一回を2013年9月28日、秋晴れのもと日基教団新潟信濃町教会で開催する。飯島信委員長より「基督教共助会について」語ってもらう。森明による共助会の発足と理念、その歴史を学ぶ。出席者より、ここ新潟の地に、ぜひ共助会が必要だとの声が挙がる。以後、春と秋、年2回〈新潟共助会〉を開催して来た。昨秋の10月で21回目となる。(コロナ禍で2回中止。研修会ではこれまでの記録資料を配付する。)

毎回20名前後の出席者で、現在は、教団新潟教会を会場にして実施している。

(2)毎月、手元に届く『共助』誌は、レベルが高くむつかしいとの声より、『共助』誌を読む会(「読書会」)を企画する。少人数の出席であるが、読後感想など語り合っている。2月20日、第5回を予定している。

(3)これら二つの会の活動報告を『共助』誌に掲載してもらい、励まされている。

2 午前11 時からの開会、各地より参集

教会に所属している人、そうでない人といろいろであるが、各自の思い、つながりの中出席している。佐渡市、南魚沼市、加茂市など県下各地から集まる。

(1)所属教会では、日本基督教団、同盟、ホーリネス、救世軍、伝道福音、ルーテル、そして無教会など多様である。(2)敬和学園高等学校の旧職員、卒業生が多い。また、基督教独立学園高校とのつながりも濃い。

3 会員と誌友が多くなる

(1)昨年末、共助会クリスマス集会で山田新人(あらんど)さんが入会され、現在会員は7名となる。

(2)個人で「共助」誌を購入している人、係の鈴木が郵送、手渡ししている誌友が多くいる(計20数名である)。

4 主な活動内容について

(1)春4月、秋

10月、午前11時から午後2時半の集まりである。会費は昼食代入れて千円。活動内容の中心は、出席者同士が、お互い深く知り合うことに重点を置いている。午前中、礼拝形式で「私の歩み」を話てもらう。21回のうち10回以上、このテーマで語ってもらって来た。時に東京から角田芳子さん、三田町子さんから「共助会と私」について話してもらう。また新しい試みとして大塚良子さんより「ギリシャ語聖書入門」も実施した。(すでに4回行っている。)

(2)午後、初め全体で自己紹介と近況報告の時を持ったが、今は三つの分科会、全体会で語り合っている。(3)昼食時の交流、国分さんを中心としてのキリスト教古書の即売会などで楽しみのひとときである。

 5 今後の課題 ― 今年12年目以降のこと

(1)「私の歩み」を中心に語り合って来たが、新潟共助会としてのテーマ、課題を模索したい。

(2)昼食代、郵送代などの値上がり、本部からの活動費を含めて会費の値上げを検討する。

(3)後継者の育成と引き継ぎが必要である。

(日本同盟基督教団 北新潟キリスト教会員)