発題と応答

発題と応答

【シンポジウム 発題2】イスラエル・パレスチナ問題をめぐって(二)シオニズムという問題 片柳 栄一

序 現在のイスラエルという国家を建てる原動力になったシオニズムについて考察したい。シオニズムが決して、ユダヤ教、ユダヤ教徒、そして現在のイスラエル国全体を代表し、表現するものでなく、近代ヨーロッパ社会より新たに生まれた、

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発題と応答第8回韓日基督教共助会修練会特集

発題1) 韓日修練会開催の意義 — 和解の使命を帯びて 飯島 信

韓日修練会開催の意義 基督教共助会委員長の飯島信です。昨年、この大学で行われた裵貞 烈(ペチョンヨル)先生の入会式の時は、本当に有り難うございました。心温まる、また、皆様の祈りの中で、厳粛な、神様に導かれた時を持つことが

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発題と応答第8回韓日基督教共助会修練会特集

応答1) 飯島信先生の発題に対する応答 郭魯悦(カク ロヨル 韓南大学工学部教授)

「その途中、真昼のことです。王よ、私は、天からの光を見たのです。それは太陽より明るく輝いて、私とまた同行していた者との周りを照らしました。私たちが皆地に倒れたとき、『サウル、サウル、なぜ、私を迫害するのか。とげの付した棒

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発題と応答第8回韓日基督教共助会修練会特集

発題 2)キリストの中での日韓間の真の和解 — あるキリスト法学者の経験を踏まえて 高鉄雄(ゴウ チョルウン 韓南大学法学部教授)

第8回目を迎える今回の韓日基督教共助会修練会で発表することができ、個人的に大変光栄です。私は韓南大学法学部で学生たちに仕えている高 鉄 雄です。韓国共助会の会員である裵貞烈(ペチョンヨル)先生が推薦してくださって、ありが

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発題と応答第8回韓日基督教共助会修練会特集

応答 2 )発題2に対する一つの応答の試み 片柳榮一

高鉄雄先生が、自らの歩みを振り返りながら語られた日本での思い出をお聞きしながら、私も思い当たることがありました。 先生が触れられた崔昌華(チォエチャンホア)牧師の「NHK日本語読み訴訟」による日本の中での変化は、私も鮮明

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発題と応答追悼

【「主題講演Ⅱ」に対する応答】奥田牧師と出会った方々の文章から 井川善也

私は直接薫陶を受けた世代ではない故に、また北白川教会で育てられた故に、奥田成孝牧師に対して強い関心を抱いてきました。『追悼文集』や『一筋の道』などは、何百回は誇大ですが何十回では過少かな、と言える程には読みました。奥田牧

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