京都共助会5月例会報告 報告:片柳榮一
・テキスト:「基督教共助会100周年記念」戦前版『共助』誌選集『恐れるな、小さき群れよ―基督教共助会の先達たちと森 明』より、山本茂男「年頭の祈願」
5月例会は片柳榮一が、山本茂男牧師の『年頭の祈願』について発表しました。「基督教徒は基督に於て国を愛する。この祖国を神に献げんとするのが基督教徒の衷心(ちゅうしん)の願いである。しかしそれは徒に時の権勢に盲従することではない。国家は屡々(しばしば)神に叛(そむ)き、また悪をも敢てする。之(これ)を神の前に正義を行わしむる様に、祈り且つ努力するのが基督教徒の任務である。この意味に於て、基督教会は国家の良心となるべきものである。基督教が超国家主義たるべきは此の点に存する」(出席者8名)