京都共助会4月・5月・6月例会報告 報告者:片柳榮一

・4月例会は4月30日(日)午後1時~2時半、北白川教会にて、片柳榮一の発表で、「使命と人生」を学びました。
・5月例会は下村喜八さんに「エミール・ブルンナーと日本」と題して発表していただきました。ブルンナーは日本の国際基督教大学からの招きを受け入れ、み言葉の「奉仕者」として仕えるために日本に渡るとの決意を、来日前後の説教で述べています。東洋の日本は、例外的に近代化に成功したが、そのゆえに内に独特の「空虚」を抱えていることにブルンナーが深い憂いを持っていたこと、その憂いの通り私たちの周りにその空虚なるものが不気味な姿で現れていることを思わされました。出席者9名
・6月例会は6月25日(日)午後1時~2時半、北白川教会にて、青山章行さんにエミール・ブルンナーの説教「私は……である」(ヨハネ 14・6)についてお話いただきました。「イエスについてさまざまなことを知っていても、あるいは、信仰問答を全部暗誦していても、それは何の役にもたちません。それは取るにたりません。われわれは道を歩かねばなりません。愛する兄弟姉妹、これが新約聖書において信仰と呼ばれているものです。すなわち、十字架に至るまでイエスと共に道を歩くこと、われわれの「私」が焼きつくされ、その焼失と変化の中からもはや「私は」とは言わない新しい人間が誕生するまでイエスと共に歩むことです」。出席者9名