松本共助会10月例会報告 報告者:下山田 誠子
暑い夏も過ぎて、教会内外の友人にもお声をかけて、松代大本営跡に一日遠足をいたしました。
10月22日(火)大型バス1台を借り切り、総勢30名で出発。往きの車中で林信孝・めぐみ夫妻のよい司会の下、自己紹介とお祈りをもってスタート。
大陣営跡、象山地下壕の坑道をヘルメットをつけてガイドについて少しずつ進み、固い岩盤を500メートル進み、朝鮮から徴用された労働者の過酷な労働を偲びつつお話を伺いました。日本降伏の日、岩に大邱(テグ)と記された文字にこれで故国に帰れる喜びを記したものかと思いを馳せました。巨大な費用と犠牲の上に立って何を守ろうとしたのでしょうか。万系一世の皇室と軍・政府を守れば一般国民は滅びても可としたのでしょうか。この愚かさを忘れてはならないと思いました。次回11月は魯迅を読む予定。