松本共助会1月例会報告 報告者:下山田誠子
・1月28日(火)松本中央図書館
・出席6名
・テキスト: 魯迅(ろじん)著『故郷』
魯迅の短篇『新青年』に載せたもの。
20年も離れていた故郷・紹興から家を処分して北京に移っていく短い物語。大家は没落して残務処理をして舟にて上洛する短い日々を期待と恨まれた寂漠の主人公を取り巻くお話。
幼い日、共に遊んだ閏ルントウ土少年は貧困と子だくさん、高い税と匪ひぞく 族・官による搾取に喘ぎ苦しみすっかり〝デグ〟のようになった閏土との再会、絶望と寂漠の中に一筋の希望を見出そうとする作者。