東京聖書を読む会(3月・4月)報告
東京聖書を読む会
3月例会 報告者:角田芳子
・日時:2023年3月19日(日)17時~19時半
・場所:中村きよみさん宅
・司会:角田芳子 出席者9名
最初に、司会者がコロサイ人への手紙3章1~5節を読む。
天に召されたばかりの小笠原順さんを覚えて、ご遺族のため石川光顕さんが祈祷された。次に今回この家庭集会に、初めて加わってくださった、工藤浩栄牧師・金美淑さんをお迎えできる感謝を角田秀明さんが祈った。工藤牧師は、日本基督教団藤崎教会の牧師着任から1年が経過した。この期間の神の導き、また多忙を極めつつ過ごしてきたこと。そして、日頃は、忙しくしておられる工藤牧師に代わり、教会の管理、ご近所の人々とのお付き合いなどは、金さんが担っていてくださるとのことである。この度休みが取れ、山梨の大学生であるお嬢さんを訪問し、その帰りに中村さんと連絡を取り、今回のお交わりにつながってくださったことなどのお話に、一同耳を傾けさせていただいた。
ご夫妻を歓迎するため、夕食を共にし親交を深めあう和やかなひと時を持つことが出来た。工藤ご夫妻は中村家に宿泊し、翌朝には長距離バスで新宿に着いたお嬢様とも、中村さんはお目にかかり、朝食もご一緒にいただいたそうである。それぞれの前途に祝福を祈る。
東京聖書を読む会 4月例会 報告者:光永 豊
・日時:2023年4月10日(月)13時~16時
・場所:中村きよみさん宅
・司会:角田芳子さん 出席者:6名
・聖書箇所:出エジプト記1章~5章
イスラエルの民をエジプトから導き出すという役割を任されたモーセの問いに、「わたしは必ずあなたと共にいる。」「わたしはある。わたしはあるという者だ」と応答する神の言葉が、今回の学びの出発点となったように思う。モーセは必死に逃れようと、神に食らいつく。主がモーセに怒りを発しながらもアロンという助け手を与えられ、主がモーセを殺そうとされながらもチッポラに命を救われている。偉大な預言者・モーセのイメージとは、大きくかけ離れている。
私たちは神の声をどこで聞くのか分からない。何が神の声なのか、何が私たちの意志なのかも分からない。例え神が答えを示されたとしても、それがどのような道のりなのか、分からない。私には負えない、担えない。何度も神に逆らい、不安を抱き、苦難に遭うと逃れたくなる。私は明らかに弱さを抱えている。しかし、「わたしはある」という神の確かな存在が動いている。神とモーセの対話を通じ、問いを投げかけられるような学びであった。