寄稿

東郷教会を通しての交わり 黒瀬健二

今年の復活節は4月17日で、奇しくも私が20歳の時、京都の北白川教会で当時の奥田成孝牧師から洗礼をさずけられた日と同じで、受洗63年にあたり感慨を覚えます。

2018年4月沖縄から宗像に来て4年になろうとしています。ここに来たのは不思議な神様のお導きと思います。滋賀県の守山市から沖縄へ、京都に行くつもりが福岡宗像へ来ました。大学の同級生の友人が、宗像に住んでいたことも関係があったかもしれません。

教会の礼拝は私の大きな生き甲斐で、最初赤間教会へ次いで福岡にある日本キリスト教団 東郷教会の礼拝と祈祷会に参加させていただきました。少し生活が落ち着いたので市役所の調査員に応募、慣れないところで暑さも厭わず調査に集中したのが悪かったのか10月末に倒れ、水光会病院、上妻整形外科に診てもらいましたが良くならず、11月末いきまる内科に駆け込み血液検査の結果、肝臓に異常値が見つかリ、東医療センターに入院、さらに共助会会員松岡順之介さん(医者)の紹介により九大病院で治療をうけました。生死を彷徨いましたが、担当医をはじめ妻の介護、さらに東郷教会の大藪牧師と姉妹たちが2回も讃美歌とお祈りに来てくださり回復しました。ありがたく感謝しています。2019年3月に退院(その後再発し8月9日再入院)しました。退院後は、近くの達川さんと礼拝に、また一人で祈祷会に参加させていただいたりしておりましたが、コロナ感染の流行により、喘息の持病がある妻に病気を移してはいけないので、2020年3月から今日まで礼拝と祈祷会を欠席いたしております。

東郷教会の礼拝は、YouTube で奏楽、招詞、主の祈り、信仰告白、牧会祈祷、牧師の説教など一つ一つ心に留めて、祈りの心を持って、参加させていただいております。

母教会の北白川教会の礼拝次第と説教にも励まされております。

しかしなんと言っても、公同の教会です。早く制限なしに、みんなが顔を寄せ合って、主を賛美し、主から聖霊をいただいて、罪に打ち勝つ力を身につけたいと願っています。

最近になって、ウクライナの被害の報を見るたびに、心が痛みます。イザヤ書53章の主の僕の歌を思い、早くウクライナの平和が主によって来たらせたまえと祈ります!

最後に5月9日京都へ引っ越しすることになりました。東郷教会が主の御祝福のもといよいよ発展されますよう、京都からお祈り申し上げます。(2022年4月11日 記)

(日本基督教団 北白川教会員)