松本共助会・報告

松本共助会10 月例会報告 報告者 下山田誠子

・10月25日(火曜日)10時~12時 松本中央図書館にて

・司会 丸山恵津子さん 出席者6名

・テキスト『日本人にとってキリスト教とは何か』若松英輔著
第5章告白について

詩編103編の朗読と祈りにて開会

自己の内なる真実(秘密)を神あるいは亡き人に語るとき、内なる声に応答があるのか。遠藤周作の『深い河』のストーリー

展開に沿って深められていく登場人物の美津子の自己発展の道のりを描いていく。モーリアックの『テレーズデスケルー』の妻やイプセンのノラの叫びも合わせて本当の自分になる道を探っていく。そのために苦闘する時の心中を、魂の叫びを真剣に聞いてくれる人がいるのか。

真の安らぎに至る途上に心を傾けて聞かせてもらう友人になりたいと願った集まりでありました。