東京聖書を読む会 例会報告 (10月)木村葉子

時:10月29日(月)13時~16時  中村きよみさん宅にて

司会:角田芳子さん 出席者7名

テキスト 出エジプト記 26章~30章

この個所は、「わたしは彼らの中に住むであろう。」(25:8)という主の言葉によって、幕屋と祭具、掟の板を納める箱、至聖所の垂れ幕、祭壇、アロンとその子らが祭司として、わたしに仕える時の聖なる祭服(28:4)など、さらに、祭司による聖別の儀式についての指示が詳細に書いてある所である。
 イスラエル12部族を胸当てに付けた12種類の宝石のように貴重な者として愛してくださる主なる神である。新しいイスラエルとして、主を畏れ愛し主に仕える信仰を与えられたい。また、人々のために犠牲になる「贖罪のささげもの」となる動物は日毎、何と多いか驚かされる(29: 14 )。人間が意識するとしないとに関わらず、まことに「すべての人は罪人である」と耳も心も痛む。目を覆うばかりのウクライナ戦争、パレスチナ襲撃・虐殺の現実である。犠牲を引き受けてくださった主イエスの十字架を見上げ「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1: 15)。ともに赦され祈り、ともに仕えたいと思った