新しい契約に生きる私たち 石田真一郎
1 神様を畏れ敬う縦軸 私に与えられたテーマは、「新しい契約」に焦点を当てて、片柳先生のご講演に応答することです。朴大信牧師の開会礼拝説教で、「日本社会に縦軸がない」ことが語られました。縦軸がないと、私たちはそのときどき
続きを読む1 神様を畏れ敬う縦軸 私に与えられたテーマは、「新しい契約」に焦点を当てて、片柳先生のご講演に応答することです。朴大信牧師の開会礼拝説教で、「日本社会に縦軸がない」ことが語られました。縦軸がないと、私たちはそのときどき
続きを読む年末に岸田首相が「反撃能力」という名の敵基地攻撃能力の保有を宣言したり、防衛費倍増のための増税を打ち出したり、防衛費に国債を当てる方針を決めたりした、その年が明けた1月に共助会の一泊研修会に参加した。東京に住んではいるが
続きを読む高橋哲哉先生のご講演に対して、以下のような応答を行い、高橋先生に再応答し頂きました。 まず、作家中村文則氏が「国がやることに反対している奴らの人権をなぜ国が守らなければならない?」「お前は人権の臭いがする」(中村文則「不
続きを読む2023年1月に行われた共助会の一泊研修会にて、自分は主題講演に対する応答を行った。以下の4つの視点から、これをまとめる。 1.安易な普遍主義の危険性 講演の中で徐京植氏の次の言葉が紹介された。「日本国民の皆さん、自分は
続きを読む目次 Ⅰ 戦後日本 Ⅱ 私は何を問題にしてきたか Ⅲ 「責任」について Ⅳ 戦後ドイツ Ⅴ 植民地責任 Ⅵ 未来に向けて おわりに《3つの文章》 2004年に一度、共助会にお招きいただき、話を聞いていただいたことがありま
続きを読む『共助』誌4号の杉山姉による荒川姉への応答を読んだ感想を述べるようにとのことでした。 昨年80歳をとうに超えた友人から電話でジェンダーとは何かと聞かれて、おはずかしいことに戸惑ったことがありました。ジェンダー問題を確かめ
続きを読む私は直接薫陶を受けた世代ではない故に、また北白川教会で育てられた故に、奥田成孝牧師に対して強い関心を抱いてきました。『追悼文集』や『一筋の道』などは、何百回は誇大ですが何十回では過少かな、と言える程には読みました。奥田牧
続きを読むはじめに 安積力也さんの主題講演に対する「応答」を仰せつかりました。初めから終わりまで緊張の糸が一切途切れることのない真心からのお話に、ただただ圧倒されます。まさに「説明の言語」ではなく「実存の言語」。文字通り、一つ一つ
続きを読む【応答:第2号 荒川朋子氏「発題」に対して】 自分が信仰を考える時、性別という属性を捨てありのままの自分の姿で神という存在に向き合いたいという欲求が自分にはありました。自分とは何者だろうか、と思い巡らすとき、性別もまた己
続きを読む【応答:第2号 荒川朋子氏「発題」に対して】 荒川朋子さんの原稿を読み、共助会の草創期から現在にかけて活躍されてきた女性のはたらきを知りました。お一人お一人の苦難、葛藤がおありだったこと。それらの問題を抱えたうえで、神の
続きを読む【応答:第2号 荒川朋子氏発題(元原稿)に対して】 今回、飯島先生から頂いたメールにて、荒川先生の原稿を拝読し、応答させていただく機会に恵まれたことを感謝いたします。「共助会に生きた女性が歩んだ道を、女性の視点で考えて
続きを読む【応答:第2号 荒川朋子氏発題(元原稿)に対して】 「共助会の女性の歩みを覚えて」と題されたシンポジウムの発題をなさった荒川朋とも子こ さんの記事を拝見しました。先達の女性三人、山本 孝、山田松苗、沢崎良子を選んで、共
続きを読む【シンポジウム①発題】山本茂男 ― その生涯と信仰 小淵康而 山本茂男という人は共助会にとって実に大きな働きをなした人物として、忘れることのできない先達ですが、その人物像と働きについては、比較的知られ
続きを読む【分団A報告】辻 光一 自分の参加したグループAは、70を超えた高齢の方3名と、30代以下の学生や社会人4名から構成される。それもあって、顔合わせの時間として持たれた分団Ⅰでは、自己紹介を一巡した後、二つの世代
続きを読む【応答:韓日修練会を通して】 日本キリスト教共助会の皆樣 私は韓国ソウル鍾路区恵化洞にある「맑은물 가온교회」(清泉コミュニティ教会Clearwater Gaon Community Church)を担任してい
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