三浦邦雄葬儀式辞 櫻井 重宣
イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』」(マタイによる福音
続きを読むイエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』」(マタイによる福音
続きを読む1972年4月、神学校を出たばかりの私は、何もわからないまま中渋谷教会の伝道師として招かれました。その時、佐古純一郎牧師から尾崎風伍・マリ子ご夫妻を紹介されました。細い眼をした優しい笑顔の風伍長老と同じく明るい笑顔のマリ
続きを読む「あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい。」(コロサイの信徒への手紙2章6節) 私が尾崎先生ご夫妻に出会ったのは「共助会」に入会したのがきっかけです。 東京神学大学に在学中で
続きを読む本日は、お忙しい中、母のためにお集まりいただきましてありがとうございます。 母は2023年12月1日、深夜過ぎに、伊豆にあります伊東市民病院にて天に召されました。私は看取ることができませんでしたが、苦しむことなく穏やかに
続きを読む母尾崎マリ子が心に留め大事にしていた事、直接に聞いた事はありませんが、聖書に問う「神の家族」について多くの文章を残しています。「家族との関わり」、「今家族の意味を問う」、「新しい家族の絆を求めて」、「神の家族として教会」
続きを読む2023年のクリスマスを前にして、12月2日、 岩村田教会28代牧師、社会福祉法人湧泉会小雀保育園の初代理事長であった志垣 暹先生が天に召された。93歳のご生涯であった。日本基督教団 岩村田教会、社会福祉法人 湧泉会 小
続きを読む一 私が志垣先生と出会ったのは1970年春、国際基督教大学を辞めて佐久に引きこもった時だ。あとでわかったことだが先生は1930年5月7日韓国のお生れ、幼い時に父上を亡くし、母上の手ひとつで育てられた。敗戦後、母上のご郷里
続きを読む創世記28・15より 「見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても、わたしはあなたを守る。わたしは決してあなたを見捨てない。」 コリントの信徒への手紙二4・14― 15 「主イエスを復活させた神が、イエスと共
続きを読む橋爪長三(ちょうぞう)兄は私の夫裕司のすぐ上の兄で、5人兄弟の下から2人目に当たる。生家は天竜川が流れる長野県伊那市の駅近くにあり、当時食料品を商っていた。家族に聞くところによれば二人の関係は、兄が釣り竿を持って「釣り行
続きを読むハワーちゃんは8歳のかわいい女の子です。生まれながら右手に障害があり、手を開いたり、握ったりすることが出来ません。それでも左手を上手に使いながら、何でも出来る賢い子どもです。しかし障害があるため、様々な差別を受けてきまし
続きを読む先生が天国へ凱旋なされ、早や3か月が過ぎました。東海教区北信分区婦人研修会(2013年9月28日)におきまして、ご多忙のなか講師をお受けくださり「人権について考える」、サブタイトル「ハンセン病回復者及び身体障害者に対する
続きを読む一 「一いちじつ日の長」という言葉がある。若い人にはもはや廃語かも知れぬ。私はこれを中学の時、『論語』で教わった。『広辞苑』(第七版)にはまず、「他の人より少し年をとっていること」(論語第十一先進篇)とあり、次に「経験や
続きを読む【葬儀説教―2023年4月6日 12時30分より】 コリント前書 13章1、4~7節 先週の月曜日(3/27)、楠川寛子さんからお電話をいただきました。徹さんの具合がこの数日で急に悪くなってきたというのです。翌々日(3/
続きを読む父の葬送式で思い出をスライド付きで話そうと、実家にある古いアルバムをいくつかめくってみました。私たち姉妹にとって父の最初の記憶は60年代にロンドンに駐在していた頃のはずですが、母が撮った白黒写真以外には残念ながら父のイメ
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