傷ついた葦を折ることなく 飯島 信
「見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。わたしが選び、喜び迎える者を。彼の上にわたしの霊は置かれ彼は国々の裁きを導き出す。彼は叫ばす、呼ばわらず、声を巷に響かせない。傷ついた葦を折ることなく暗くなってゆく灯心を消すことな
続きを読む「見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。わたしが選び、喜び迎える者を。彼の上にわたしの霊は置かれ彼は国々の裁きを導き出す。彼は叫ばす、呼ばわらず、声を巷に響かせない。傷ついた葦を折ることなく暗くなってゆく灯心を消すことな
続きを読む基督教共助会創立100周年を記念するシンポジウムの開会礼拝において、共に聖書の御言葉に聴きます。このシンポジウムは「明日の伝道を考える」を全体主題としています。そこでまず、使徒言行録8章26―40節、フィリポの派遣の箇所
続きを読む今回共助会百周年記念として、戦前版『共助』から先達のメッセージを汲み取るという作業に従事して、あらためて先達の歩みの貴重さを思わされたのですが、その中でも殊に印象深かったことが二つあります。その一つは、浅野順一の森 明に
続きを読む聖書:ゼカリヤ書9:9~10 9娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い勝利を与えられた者 高ぶることなく、ロバに乗って来る 雌ろばの子であるろばに乗って。 10わた
続きを読む(通訳 長尾有起) 「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探しますが、 わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、 ユダヤ人であ
続きを読む聖書 イザヤ書60章1~3節 讃美歌 五三二番「ひとたびは死にし身も」、五三一番「こころの緒お 琴ごとに」 京都・北白川教会の佐伯です。京都の仏教系の私立学校で20年間数学の先生をしていたのですが、その頃、在日韓国・朝鮮
続きを読むガラテヤの信徒への手紙六章14~18節讃美歌(90番「ここも神の」、512番「わがたましいの」) お早うございます。 霊交会の皆様、お元気でいらっしゃいますか? 3月以来、半年ぶりにお目にかかります。季節も移ろい、大島青
続きを読む【2019年度夏期信仰修養会 開会礼拝】 ローマの信徒への手紙 第八章35~ 39 節/コリントの信徒への手紙一 第三章 10 ~ 17 節 私には、大切にしたい友がいます。性別・年代を超えて、幾人もの友がいます。大切に
続きを読む【2018年クリスマス礼拝説教】 マタイによる福音書1章18―25節 わたしたちは、毎日の生活の中で、いわゆる社会常識や社会的規範と言われる一定のルールに従って生きています。このような社会常識や社会規範というものは、学校
続きを読む【基督教共助会創立 100周年記念総会 開会礼拝 説教 】 「愛にはいつわりがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。怠らず励み、霊に燃えて主
続きを読む【2018年度 基督教共助会1日研修会 開会礼拝】 森明にとって、帝国大学学生基督教共助会の活動は6年、その内1919年の創立当初から2年間の活動は休止状態だったので、実質4年になるかならないかでした。そのわずか4年の間
続きを読む今回は田中邦夫さんを迎えての京阪神共助会修養会です。田中さんは『共助』誌に、ここ何回かにわたって、森明に関する、非常に感銘深い論考を載せてくださり、深く考えさせられていました。佐伯先生から、秋の修養会に誰を呼んだらいいか
続きを読むピリピ書2・6―11 列王記上19・9―18 1 新しい神話 日本が太平洋戦争に突入した時、アメリカの駐日大使はグルーという人でした。彼は1932年から42年まで10年間日本に滞在し、戦争が始まった翌年に帰国したのですが
続きを読むピリピ書2・6―11 列王記上19・9―18 3 偽欺瞞的な相互関係 敗戦後間もなく小説家の坂口安吾は、次のように記しています。藤原氏や将軍家にとって何がために天皇制が必要であったか。何が故に彼等自身が最高の主権を握らな
続きを読む私の住む辺りは奥羽山脈の最北に位置し、自然が豊かな所です。山々はブナ林とツガ林が顕著で紅葉も美しい所です。中でも南八甲田櫛ヶ峰山域や八幡平葛根田川源流地域は原生自然保護地域で、人工的な敷設物を設置する事が一
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