表紙絵に添えて 「ザアカイ」 和田健彦
小さな家だったが子供の頃、父の書斎の片隅に雑誌『共助』が積み重ねられていた。その中で7、8年つづいたであろうか、戦後の一時期、共助誌の表紙に西洋のキリスト教名画が飾られていた。時々眺めながら過ごしていた。最近だいぶ古くな
続きを読む小さな家だったが子供の頃、父の書斎の片隅に雑誌『共助』が積み重ねられていた。その中で7、8年つづいたであろうか、戦後の一時期、共助誌の表紙に西洋のキリスト教名画が飾られていた。時々眺めながら過ごしていた。最近だいぶ古くな
続きを読む北村千尋・展子さんご夫妻 11月20日に、今まで気になっていた北村千尋・展子さんご夫妻にお電話で近況をお尋ねしました。千尋牧師は5年前まで北九州市の折尾伝道所(日本キリスト教会)で15年間牧会され、今は福井県今立郡池田で
続きを読む前々回でシンガポール最初の在住日本人として、ギュッツラフの聖書翻訳にかかわった音吉を紹介しました。 その後、シンガポールに移り住むようになった日本人は、後にからゆきさんと呼ばれる日本人娼婦の女性たちでした。わたしがシンガ
続きを読むしんしんと雪が降っている。とはいえ、まだ11月初日だ。IKEAで買った安物の薄い毛布にくるまりながら、ゆらゆらと湯気がたっているコーヒーをすする。そうしてパソコン をカタカタと打ちながら、ゆったりと流れていく朝のこの時間
続きを読む今年の10月に「青年の夕べ」で感話を述べる機会が与えられました。この原稿は、その感話の内容を、この会を取り仕切ってくださる飯島牧師の「良きサマリア人」のメッセージと皆さんとのディスカッションから得たことによって少し書き換
続きを読む日本基督教団東久留米教会・石田真一郎牧師より原稿を依頼され、私が「何故だろう」と思案しておりましたが、恐らく 「東久留米キリスト者九条の会」 を17年もやって来たことを評価してくださったことからでしょう。その会は当時も現
続きを読むルカによる福音書6:27-36 27節。イエスは初めに「敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい」と言っている。「敵を愛しなさい」という言葉は、35節にも繰り返し出てくるが、この箇所でイエスが特に言いたかった言葉だと
続きを読む― ガラテヤの信徒への手紙【第4回】 「つまり、こういうことです。相続人は、未成年である間は、全財産の所有者であっても僕しもべ(ヘブライ語で奴隷)と何ら変わるところがなく、父親が定めた期日までは後見人や監督の下にいます。
続きを読む共助会の皆様、お久しぶりです。2024年の2月末より、フィリピンのセブに移住しており、こちらに来て7か月ほどが経ちました。今回、飯島先生に頼まれて「フィリピン便り」なるものを執筆することになりました。皆さんがフィリピンに
続きを読む「しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、 われわれの不義のために砕かれたのだ 彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、 その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。」(イザヤ書53章5節) 202
続きを読むさて、「二国家解決」か「一国家解決」か、あるいはまた、その他に解決案がありうるのか。いずれにせよ、いま真っ先に必要なのは停戦です。それも、いつでも戦闘を再開するつもりでの一時的な停戦ではなく、最終的な政治的解決に向けての
続きを読むはじめに 「共助」の2024年第5号がいつもより分厚いことに気づきました。不思議に思って手に取り中を見ると、後ろ表紙からが韓国語になっていました。3月の共助会の韓国訪問の詳しい報告が日韓両国語で書かれていました。ちょうど
続きを読む東京はいつもなんだか埃っぽい。それに加えて最近の夏は暑くて外に出られたものじゃない。一日家でぐうたらしていたいところだがそういうわけにもいかないのが現実である。 私の生活は規則正しい。まず、毎朝5時に起き、コーヒーを一杯
続きを読む・時 2024年10月19日(土)午前11時から午後2時半 ・所 新潟教会(日本基督教団)2階礼拝堂 ・出席者 21名。 【第Ⅰ部】(午前11時~正午)司会:長嶺富美江 ・賛美 讃美歌21 458番「信仰こそ旅路を」 ・
続きを読む暑い夏も過ぎて、教会内外の友人にもお声をかけて、松代大本営跡に一日遠足をいたしました。 10月22日(火)大型バス1台を借り切り、総勢30名で出発。往きの車中で林信孝・めぐみ夫妻のよい司会の下、自己紹介とお祈りをもってス
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