深き淵より 片柳 栄一
【開会礼拝 説教】 詩編130編1―8節 私たちは今、深い暗がりの中にあります。この不気味な暗がりの始まりを私が感じたのは2010年の頃でした。この年末にチュニジアから始まった「アラブの春」の改革運動が、アラブ諸国のなか
続きを読む【開会礼拝 説教】 詩編130編1―8節 私たちは今、深い暗がりの中にあります。この不気味な暗がりの始まりを私が感じたのは2010年の頃でした。この年末にチュニジアから始まった「アラブの春」の改革運動が、アラブ諸国のなか
続きを読む【主題講演Ⅰ(前編)】 はじめに 今という時代を生きる私たちにとって、聖書の神とは何か、イエス・キリストとは誰かを皆さんと一緒に考えたいと思います。お話しする内容には、いわゆる正統信仰からはずれているところがあります。し
続きを読む1 信州という風土 今回の演題は、主催者代表の片柳榮一さんに付けて頂きました。事前にこれをご提案頂いた時から、感じ入るものがありました。全体の主題である「深き淵より十字架を仰ぐ」に対して、挑戦的に応答するタイトルだと思っ
続きを読む【閉会祈祷会】 かつて勤務していた大学で、ケニア出身の同僚(平和学ゼミ)から、夏休みに六名の有志学生たちと南アフリカ共和国へのスタィ・ツアーを計画しているが、それに一緒に加わらないかとの熱心な誘いを受けました。2001年
続きを読むこの何年かリモートで出ているマルコ伝を読む会で、先日14章の初めの部分を読んだ。発表や討論を聞きながら、しかし私は少し別のことを考えていた。どなたもご存知の話で、ある女性が高価なナルドの香油をイエスの頭に注ぐという話であ
続きを読む私の91年の人生を顧みて、この聖句が真実であることを認めざるを得ない。私は20歳で受洗し、とにかく先輩諸先生方に導かれて、細々とした信仰生活を何とか保持して来たことに対し限りない感謝を憶える。 そのような豊かな恵みを受け
続きを読む2024年3月をもって17年間仕えました日本基督教団 高井戸教会を離れ、四月に日本基督教団 鎌ヶ谷教会の牧師として着任しました。 教会の所在地は、千葉県鎌ケ谷市です。昨年、鎌ケ谷教会からの招聘をいただき、鎌ケ谷教会に赴く
続きを読む■日時:2024年11月11日(月)13:00~16:00 ■場所:中村きよみさん宅 ■司会:角田芳子さん ■出席者:7名 ■聖書箇所:レビ記26章~27章 何故、偶像を拝んではならないのか。何のために律法を守るのか。
続きを読む■2024年11月26日(火)松本中央図書館 10時から12時 ■出席者7名 ■司会 重松さん ペトロの手紙一、3章8節を読み祈って開会 ■テキスト 『藤野先生』魯迅 『朝花夕拾』に収められている珠玉の名作 タイトルのよ
続きを読む小さな家だったが子供の頃、父の書斎の片隅に雑誌『共助』が積み重ねられていた。その中で7、8年つづいたであろうか、戦後の一時期、共助誌の表紙に西洋のキリスト教名画が飾られていた。時々眺めながら過ごしていた。最近だいぶ古くな
続きを読む北村千尋・展子さんご夫妻 11月20日に、今まで気になっていた北村千尋・展子さんご夫妻にお電話で近況をお尋ねしました。千尋牧師は5年前まで北九州市の折尾伝道所(日本キリスト教会)で15年間牧会され、今は福井県今立郡池田で
続きを読む前々回でシンガポール最初の在住日本人として、ギュッツラフの聖書翻訳にかかわった音吉を紹介しました。 その後、シンガポールに移り住むようになった日本人は、後にからゆきさんと呼ばれる日本人娼婦の女性たちでした。わたしがシンガ
続きを読むしんしんと雪が降っている。とはいえ、まだ11月初日だ。IKEAで買った安物の薄い毛布にくるまりながら、ゆらゆらと湯気がたっているコーヒーをすする。そうしてパソコン をカタカタと打ちながら、ゆったりと流れていく朝のこの時間
続きを読む今年の10月に「青年の夕べ」で感話を述べる機会が与えられました。この原稿は、その感話の内容を、この会を取り仕切ってくださる飯島牧師の「良きサマリア人」のメッセージと皆さんとのディスカッションから得たことによって少し書き換
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